【中学受験】ChatGPT・Claude・Gemini比較——国語学習に使えるAIはどれ?

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※2026年7月更新:最新のモデル・料金と再検証の結果を反映しました。


「AIを使ってみたいけど、ChatGPTとかClaudeとか色々あって、どれを選べばいいかわからない」

そんな声をよく聞きます。

この数ヶ月で3つのAIはそろって新しい世代に切り替わり、料金プランも大きく変わりました。一方で「AIの答えは正確なのか」という不安の声も少なくないようです。

だからこそ、AIに任せきりにせず、添削や解説を子供に渡す前に親の目で確かめることが前提です。その上で、国語学習の場面ごとに3つのAIの現在地を整理します。


目次

3つのAIの現在地(2026年7月時点)

ChatGPT(OpenAI)

利用者が多く、情報も豊富です。現在はGPT-5世代で、無料版でも回数制限つきで高性能モデルが使えます(有料版は月額約3,000円)。

Claude(Anthropic)

長い文章の理解に強いのが特徴です。無料版でも標準モデル(Sonnet)が使えます。上位モデルも登場していますが、家庭学習の範囲では標準モデルで足りることが多いようです(有料版は月額約3,000円)。

Gemini(Google)

Googleアカウントがあればすぐに使えます。無料版でも上位モデル(3.1 Pro)が回数制限つきで使えるうえ、今年から月額725円の「Google AI Plus」が加わり、有料AIのハードルが下がりました。


今回の再検証について

今回の更新では、「記述添削」と「要約」の2つを、同じ問題文・同じ指示文で3つのAIに送り、結果を見比べました(2026年7月実施。ChatGPTは無料版、Claudeは標準モデルSonnet、Geminiは3.1 Pro)。語彙説明・読解・クイズ作成は4月時点の検証にもとづく傾向です。


比較①:記述答案の添削(2026年7月再検証)

検証用に用意した「要素を1つ落とした答案」を、問題文・模範解答とともに渡して添削を依頼しました。

3つとも、どの要素が足りないかを正しく見抜きました。どれを選んでも、添削の土台は信頼できる水準に近づいているようです。違いが出たのは、伝え方の「性格」でした。

ChatGPT — 指摘が簡潔で、一読でそのまま把握できる分量。時間がないときに向いていそうです。

Claude — 分析の深さが目立ちました。「設問が『どのような点』と聞いているから、答えの文末は『〜点。』で結ぶ」といった答案作法まで指摘してくれます。そのぶん文章は長めです。

Gemini — 「お子さんへの声かけ例」までセットで返してくれました。子供への伝え方に迷う家庭に合いそうです。

どれも水準は高め。サッと読みたいならChatGPT、原因まで深く知りたいならClaude、伝え方まで欲しいならGemini。

(添削の具体的な進め方はChatGPTで記述問題を添削する方法で紹介しています。)

比較②:語彙の意味説明(4月時点の傾向)

「忸怩」「慟哭」など難しい語彙を「小学生にもわかるように」説明させた検証では、ChatGPTとGeminiの簡潔さが目立ちました。子供に見せるなら、短い方が伝わりやすいようです。

比較③:文章の要約(2026年7月再検証)

約700字の文章の「200字以内で要約」では、3つとも字数を守り、要点も落とさない要約が返ってきました。お手本役はどれに頼んでも大きな差はなさそうです。

(子供自身の要約練習の進め方は要約トレーニングのやり方にまとめています。)

比較④:読解問題の解答(4月時点の傾向)

読解問題を解かせた検証では、記述の解答が模範解答に近いのはClaudeでした。ただし、どのAIも物語文の心情理解では的外れな答えを出すことがあります。詳しくはAIに読解問題を解かせてみたをどうぞ。

比較⑤:クイズ・問題の作成(4月時点の傾向)

「四字熟語の穴埋め問題を10問作って」の検証では、速さとフォーマットの整い方でChatGPTが使いやすい印象でした。

(クイズ作成の手順は語彙クイズをAIで作る方法で解説しています。)


用途別の選び方まとめ(2026年7月版)

用途 選び方
記述添削 3つとも高水準。簡潔さのChatGPT/深さのClaude/伝え方のGemini
語彙説明 ChatGPT / Gemini(簡潔で子供に見せやすい)
要約のお手本 3つとも同水準
読解問題 Claude(記述に強い傾向)
クイズ作成 ChatGPT(速さとフォーマット)
まず無料で始める GeminiまたはChatGPT
月1,000円未満で有料に Gemini(AI Plus・725円)

費用の考え方——「まず無料、次に725円」

  1. まず無料版で使い始める
  2. 回数制限が気になってきたら、Gemini AI Plus(月725円)
  3. 添削を本格的に使い込むなら、月3,000円前後のPro帯

3つすべてに課金する必要はありません。今回の検証も、無料版と標準モデルによる結果です。


スマホ1台でできる使い方と、親のチェック

3つともスマホアプリで完結します。流れの例です。

  • 通勤電車の中で、子供の答案の写真を撮ってAIに送る(1〜2分)
  • 返ってきた添削を、渡す前に親の目で確かめる(1〜2分。見るのは「本文や答案にない話が混ざっていないか」の1点で十分なことが多いようです)
  • 夕食後や寝る前に、要点だけ口頭で伝える(1分)

AIの添削にも、たまに事実と違う指摘が混ざることがあります。それでも確認を1点に絞れば、往復の電車で完結する作業量です。やらない週があっても大丈夫です。

子供にAIを直接触らせず、親がプロンプトを送り、結果を確かめてから渡す方式がおすすめです。


まとめ

  • 3つとも精度が上がり、「どれが正解か」より「性格で選ぶ」時代になってきたようです
  • まず無料版で1つ。課金するならGemini AI Plus(月725円)が入り口として手頃です
  • AIの出力は下ごしらえ。渡す前の1〜2分の確認は親の仕事として残しておきたいところです
  • 大事なのはツール選びより「どう使うか」です

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この記事を書いた人

東大理系学部卒。金融機関勤務。共働き、子供3人。
大学時代に中学受験国語の家庭教師を経験し、予備校の論理的読解メソッドを小学生向けに応用。
15年以上のブランクを経て、自分の子供の中学受験をきっかけに再び国語と向き合う。
ChatGPT・Claude・Geminiの有料プランを日常的に使い分け、記述添削や語彙学習に活用。さらに、日々の情報収集や定型作業はAIで自動化する仕組みを自分で組んで回しているので、AIの便利さも限界も実感しています。だからこそ「AIに丸投げせず、最終判断は親」を軸に、「理系パパ × AI × 国語」の視点で、忙しい共働き家庭でも実践できる学習法を発信しています。

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